ザ・シャデラックス通販大特集
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寺山修司作詞+作詩集価格: 3,670円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 寺山氏は、喜びと悲しみとが実は紙一重なのだということに気付かせてくれる(明るい「元気ですか」のカップリングは寂寞感漂う「ぼくの消息」というところにも)作家の一人です。選曲・選詩の素晴らしさには胸を打たれます。
ただ、一部の歌詞がレコードジャケットに掲載されたものとは違う字になっていることと、これを機にカヴァー曲(たとえば、J.Tさんのカバーした「時には母のない子のように」など)の復刻をして欲しいというのが、課題ですね。 |
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Under the Rose 6―春の賛歌 (バーズコミックスデラックス)価格: 840円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 画力は申し分なく、繊細かつ緻密です。その点にはまったく異論はありません。
ただし船戸先生の漫画は読む人を選びます。
なぜなら船戸作品はこの作品に限らず作中に語り手がころころ変わってしまって非常に解りづらいのです。
セリフ、コマの視線移動にクセがあり、変則的で一度読んだだけで内容を完全に把握するのは難しいと思います。
おまけの番外編の方が本編よりずっと解りやすい漫画なだけに残念です。 |
Under the Rose (1) 冬の物語 バースコミックスデラックス価格: 788円 レビュー評価:4.5 レビュー数:14 推理ものでもゴシックロマンでもない。
日本の古典を読むときに古典常識を学ぶように19世紀ヨーロッパの貴族についての予備知識があるといいかもしれない。(なくても読める) 時代考証は完璧。衣装や日用品の描写は然ることながら、当時の人々の価値観(主に貴族の)までよくまぁこんなに描ききったもんだ。
19世紀のヨーロッパに興味があるならこれ以上わかりやすい資料はない。
内容についても言うことなしだがその点だけでも買う価値がある。
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Under the Rose (2) 春の賛歌価格: 788円 レビュー評価: 4.5 レビュー数:7 この作品の構図を真に理解するには、どうしても前作「Honey Rose」(未単行本化)を読んでいることが前提になってしまいます。本作単品で深読みしてしまうと、下記レビューのような見方になってしまいがちです。 ポカをやらかしたのではなく、そのように仕向けられてしまっていたことが「Honey Rose」では明らかになります。本作の時点での彼らにも、真実は見えていないのです(!)。 構成が失敗しているのではなく、初見を寄せ付けないつくりになってしまっているんですね(瑕疵を上げるならば、むしろこの点です)。 「冬の物語」「春の賛歌」と物語は続きます。ぶっちゃけ「Honey Rose」を |
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黄色い手袋X~幻の漫画ソノシート主題歌コレクション価格: 2,625円 レビュー評価:3.5 レビュー数:5 ノイズの多いシートレコードで聞いていたのがクリーンになってよみがえってOKですが… 一番期待していた「サイボーグ009」がドラマの冒頭と重なって、シートの音源なんですね。 それが残念。
それより、「上高田少年合唱団」って何でも歌っていたんですね。 彼らの正体は一体何? アルバムが作れそう。
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Under the Rose (4) 春の賛歌 (バースコミックスデラックス)価格: 840円 レビュー評価:4.5 レビュー数:6 一読しただけでもその情報量に圧倒されそうになる漫画でした。絵の書き込みがすごい人と
いうのならよく見かけますが、この方の作品は、作品そのもののもつ情報量がすごいのです。
読み返すたびに新しい発見や疑問がわきあがり戦慄します。
絵:人物の表情描写などが優れています。演出も素晴らしいできです。
人によっては「顔が同じに見える」そうですが(友人複数談)私はそんなことありませんでした。
話:錯綜する命題もそうですが、考えさせられる内容です。ページを繰る指が重くなるような
息苦しい展開ですが、先を読ませる力を持ってい |
Under the Rose 5―春の賛歌 (バーズコミックスデラックス)価格: 840円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 この作品、というか船戸明里さんの書く漫画は、
ほぼすべての作品を通して、どこかしらに『暗さ』があります。
ストーリーが明るくても、それに違和感を抱いてしまうというか。
今回も、作者さんがやろうとすれば、
いくらでも陰鬱な展開に出来たと思います。
しかし、あえてそれを避け、明るい話題に終始させた。
現在の『春の賛歌』で、悲惨極まりない関係にある
『レィチェル』と『ウィリアム』の関係が
好転するきっかけを描きたかったのかもしれません。
せっかく珍し |
Under the Rose (3) 春の賛歌 バースコミックスデラックス価格: 840円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 一巻から通して、シリアスで仄暗い作風で、どろどろとした愛憎劇が
展開されていましたが、益々目が離せません。
主人公の家庭教師、レイチェルは、教え子達とだんだんと心を通じ
あわせることができ、仕事に打ち込んでゆくのですが、
次男・ウィリアムの策謀によって、翻弄されてゆきます。
二人とも、聡明で理性の人なのですが、それぞれ歪みを持っています。
その歪みが露呈されたときの展開といったら、衝撃的でした。
読者は、ただ「ええ!?」と唸るのみでしょう。
話は重めですが、作者の細やか |
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